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栗原佳代のブログ 2014年4月アーカイブ

運命改善・にんげん取扱説明書 #4

不快感を利用するシステム
 
栗原 めぐみちゃん、話題提供してください。

めぐみ    こないだチェンマイに旅行に行ってきたんです。
わたし、細菌に対して潔癖だったんですけど、チェンマイに行ってだいぶ軽くなりました。

あのね トイレに行ったときの出来事。
ふかくにも 便器に手が触れて・・・でも(≧▽≦)手が洗えない状況 手も洗えない 
ティッシュもない・・で・・・カフェでランチしなくちゃいけなくなって、
どうしようと思っていたら、同行の方の子供がカフェの真ん中で「うんこ」して!
でも風通しがよくて 匂いがしないせいか・・誰も気づかなくて、同行の方だけがパニくっていたら、
私の手が便器に触れたことを忘れていました。(汗)
チェンマイでは 手が洗えなくても みんな普通に生活してて そしたら菌に対して何ら問題ない。

その後 バイクに乗ってゆっくり走ったら風がすっごい気持ちよくて、
自分の中にあった小さな箱みたいなものをチェンマイの風が吹き飛ばしてくれました。

栗原       五感が変わるでしょ。そういうときって色彩が変わることが多いみたい。

めぐみ    そうなんです。日本は色がない・・そう感じています。

栗原      それも  やはり選択、チョイスなんです。
チェンマイの素晴らしさを知ったとき 日本の批判にならないように気をつけてください。
判断の思考だけをパリッと剥ぐ。でも好き/嫌いはあっていい。

だけどこんなこと無駄なんじゃないか、とか判断をすると劣悪を排除しようとする、
劣悪だけをみようとする思考に入る。判断が陽の世界の思考です。
あなたや誰かを 箱に入れて不自由にするという思考です。

判断をしなければ日本にいながら鮮やかな色彩を感じる体験ができる。
日本は箱に入った思考の人が多いので共通認識に入りやすい。
判断を入れなければ見たい映像で見れる。それを作っていく力を高めてもらいたい。

めぐみ    それから なんと!帰ってきたら店の売り上げが上がってたんですよ。
そしてもうひとりパートが入ることになったんです。
ヤッター! 誰が言ってくれたんだ、とか思って。

栗原       誰が言ってくれたんでしょう?

めぐみ    ・・・わたしです。

栗原       そうです。これも為さずして為すなんです。
限定、制限を取ると必ず何かが起こる。制限に気づくために不快なことがあるんです。
不快なことを解消しようとするアクセスは不毛な行為になる。
潜在意識は制限を外すために練習問題のように不快を巧みに作るんです。

あなた方の周りの不快は計算し尽くされた潜在意識のオーダーによって作られてる。
なのに外に原因を求めると自己否定になる。

不快の度合いが強ければ強いほど〈わたしってスゴ過ぎ、これって完璧〉と。
人生を巧みに創造できる4%の民になる日も近いと。
そういうふうに「外」を不快も含めて楽しんでみる、それが ちょっとだけ「自分」から出た視点なんです。

不快な出来事を、制限を取るための出来事だと思って、
自分の内にある制限をかける箱をクラッシュすることができるところまできたら、
その次に創造的な人生を歩むというプランニングの世界に入っていけるんです。

不快な出来事をなぎなたで叩き切りながら望みを叶えるというのは絶対ムリなんです。
斬っても斬っても 不快な出来事が繰り返し繰り返し起こる。

外は怖いよ、鬼がいますよというのが 制限だったと 分かると環境がリセットされ 更地に変わる。
そしたら そこで自分の設計図を作りましょうってことです。
設計図は黙って自分を感じていると必ず浮かび上がってくる。そこは宿命の世界です。

確かに陽がガチガチになっているのはちょっと難しいけど、
中のエネルギーまで強いと思わないでください。
環境はあなたのエネルギー量に比例します。

不快感を利用するというテーマはずっと続きます。
不快感がなくなるときは死ぬ日が近づいているときです。
 
望みの設計図を作る。高尚なことじゃなくていい。
自分の快適だと思える環境を一つひとつ吟味していく。

あなた方の細胞が快を感じる環境、望み、希望。欲しいものを手に入れようでもいい。
細胞がやりたいということをキャッチして設計図を作ってエネルギーを込めてみたらどうなるか。
喜びの波動が乗っていることを確認して。

いつも言っているように願望を映像化して考える。
映像化したら今度は言語化する。
何に惹かれているのか明確になります。
そのパズルを組み合わせて「わたし」を作ればいい。

シンプルに言うと思ったことが実現する。
でも思ったことに望まないことがいっぱい入っている。
〈菌に侵されたくない〉と思っているのに〈菌に侵される〉という情報が多過ぎるから侵される。
脳は否定語を省いてしまう。それが希望になってしまう。

小さなことからやってみる。できなかったら、
どこのシステムに不具合がとか、解釈を取り違えたのかとか、みていって能力を高めていきましょう。
現象が動かないときは不快を使って中を観る。違ったらキャンセルする。

うまくいったときは「外」ではなくて「自分の中」に〈上手なプログラムありがとう、完璧だ〉と感謝する。

--Fin--

運命改善・にんげん取扱説明書 #3

陰の世界と陽の世界 男橋本暴れたい!
 
栗原       こんどお彼岸ですけど、陰と陽のハーフバランスの月なんですよ。
だから 世間では先祖供養にあてられてる。日本じゃなくても この日はイベントが多い。古代文明から。

わたしたち生きてる人間が陽で、亡くなった方、あちらの世界の方が陰なんですよね。
こちらの世界とあちらの世界のギリギリのところが年に2回あるということです。春と秋に。

で、夏至が陽の極み、冬至が陰の極み。
冬至の陰の極みのときに次の一年間を占うということを過去の占い師はよくやっていた。

最低その四つ、春分、秋分、冬至、夏至は意識しておくといいですね。
宇宙の天体バランスのことですから。宗教行事ではありません。

では橋本さん いってみようか。

橋本       前回からの課題は憧れの芸能人に近づくということでしたが、
どこの距離が遠いかと考えると、もう少し自分を出していいのかなと。
言いたいことは言いながら、相手を攻撃しない寸止めをする、ていうのがちょっとできたかな。
そのときすぐ反応しなくて。

栗原       橋本さんはどんな世界を作ってます? 
エージェント・スミスたちにどんな指示を出してますか? 
多数のエージェント・スミスの中で自分はどういう立ち位置、環境ですか?

橋本       人と関わりながら、人からあまり指図されない環境。

栗原       これを作っている理由は?

橋本       楽しい。

栗原       指図されないと楽しい。なぜ?

橋本       好き勝手できるから。

栗原       好き勝手できる、これの裏の信念はなんでしょうか?

橋本       指図されると好き勝手できない。

栗原       できない?
なぜ指図されると好き勝手できないという環境を作っているんでしょうか。
なぜ指図する相手に膨大な力を与えているのでしょうか。

橋本       与えなくていいですよね。

栗原       でもいつも与えてますよね。

橋本       権威にひれ伏しているんでしょうね。

栗原       権威って何?

橋本       力を持っている人、社会的地位が上の人。

栗原       権威の象徴は?

橋本       社長。

栗原       その社長に、何のために自分にないものを相手に与えているんですか?

橋本       ある種の秩序が必要だと思うから。

栗原       どこに?

橋本       自分を取り巻く世界。

栗原       マリコちゃんのように寸止めで自分の中の2、3人の自分を整えることによって、
自分の意のままに社長を動かすのに、どれくらい応用できそうですか?

橋本       以前はうまくいっていたような気がするんですけど。

栗原       それは自分の中の2、3人の自分と十分会話できてて意のままになってた?

橋本       いえいえそうじゃない。

栗原       そのとき社長は自分が作った創造物だという認識はありましたか?

橋本       んーないです。

栗原       橋本さんは 策を練って智を巡らせてやっている感じがするんです。
策を巡らせて 環境を変えないと行けない!その環境の不快感はなんですか? 人間の体の生理作用と一緒に考えるんです。
外に原因があると思ってますよね。内があるから外があるわけですから。不快感の種類は?

橋本       胸のモヤモヤモヤっとした疼きですかね。恋ではない。

栗原       恋ではない疼き、失恋のほうですか? 
先に希望がある疼きですか? それとも失望?

橋本       失望。
最近気づいたんですが、不確定なことに常に悲観的になっているなって。
モヤモヤしてるのも、勝手に思い込んでるだけだなぁって。

栗原       そのマイナスに思い込んでる究極の世界は?

橋本       イメージでいうとナチスの強制収容所。

栗原       その収容所に入ってるのは誰ですか?

橋本       自分。

栗原       絶対自分? どのくらいそうなる可能性がある?

橋本       10パーセント。

栗原       その10パーセントのために生きてる?

橋本       いえ、そんなことない。

栗原       じゃあその収容所は捨ててください。
それ以外の最悪の事態はなに?
「地震が起こるぞー」って言い続ける人が世の中を救う人じゃありませんよね。
最悪の事態の想定が、なんかズレてる。

橋本       ううーん、最悪の事態をそんなに想定していないです。

栗原       じゃあなんでそんなにマイナスの発想をするんでしょう。

橋本       批判的に考えるほうが楽だから。

あつこ    それが楽しいんだと思う。たぶん答えが出しやすい。そういう思考回路に慣れてる。

栗原       橋本さん 激刺激 好きやもんね。その回路はあなた方を幸せにしますか? あなた方の望みに近づきますか?

一同       (首を横に振る)

栗原       幸せは何ですか? 不幸せは何ですか? あなたの行きたい目的地はどこですか?

橋本       人気のない海辺の一軒家ですかねぇ。

栗原       皆さん  その目的地を聞いて強く望んでる波動を感じますか?

一同       (首を横に振る)

栗原       望むあなたの幸せの匂いが、しないよ。ホントにそれ欲しいと思ってんの? 魂が躍動するほどの欲望がある?

これはたぶん孤独感じゃないかな。人間は心の奥深いところに、孤児の感覚がある。みなしご感。
自分だけと思わないでください。全員あるんだよ。
圧倒的な孤独感、漆黒の闇な中にたったひとりの孤独感・・みんな持ってる。

この孤独感は人間のベースで すでにあるものだから、行くところではない。

橋本       結局でもそこに帰っていくじゃないですか。

栗原       帰っていくじゃなくて、常にそうなんです。

橋本       常にそうでもあるし、人生の終焉、
死んでしまうときってそういうところにあるじゃないですか。宗教的な話じゃなく。

栗原       死ぬときだけじゃなく生まれてくるときに もっと孤独を感じる。
その記憶はなくなるけど。終焉があるっていうことは幻想だと思ってみてください。

死ぬことは何もかもなくなることではない。
死ぬために生きているし、生きるために死ぬ。
それがお彼岸です。陰の中に陽があり、陽の中に陰がある。

橋本       ふと、むなしいときがある。

栗原       いくつで感じました?

橋本       15、16歳かな。

栗原       ほかに感じたことある人は?

めぐみ    小学校低学年のとき、両親もおばあちゃんもいなくて、
ひとりで留守番してて、だんだん寂しくなって。

マリコ    わたしも小学生のときバスで通っていて、
わたしって何? って考え出したら止まらなくなって、
孤独っていうよりわたしって何者なんだろうって。

あつこ    ベースが孤独寄りなんで……小さいときのほうが孤独感があって、
大きくなってちゃらんぽらんになった。保育園のときが一番キツかったかなぁ。
最近は、周りがみんな作りものだと思ったら圧倒的な孤独感がありますね。

栗原       わたしは小学校3年生のときに星を見てて、
「あの星の向うは何があるの?」と父に聞いたら
「お父さんはそれを考えるのが嫌いだ」ってひとすじの涙を流したんです。
それから父に近づけなくなりました。
この人は闇を知っているなって、ブラックホールみたいな。

わたしの半分はそれで、今でもそこに嵌まり込むと息ができなくなる。
で、ブリッジします。エビぞりすると、何かがパカッて開く。分かる?

マリコ    分かります。わたしも会社のトイレでよくやってます。

栗原       あれ 言ってる意味分かります?

橋本       んーよく分かりませんね。

栗原       同じ世界が 海辺の一軒家になるか ラグジュアリーな高層マンションになるかなんです。

橋本       自分の見方によって違って見えるってことですよね。

栗原       そう でも 見えるじゃなくて実在にまでなってしまう。だから 本当に望むものを選ぼうってこと。
「海辺の一軒家」に幸福感が出てるんだったらオッケーです。

「人気のない海辺の一軒家」と聞いたとき幸福感を誰も感じなかった。
「喜び」という刺激がなければ 細胞は動かない。

喜びがなければ、本当は行きたくないから エージェント・スミスに依頼して、行かせない障害の役や出来事を作るんです。
不快を回避し快に向かうことに人間は抗えない。

陰の世界を陽に変えるときに「意欲」を忘れてはいけません。それが人生ではないかな。
孤独感がある人は陰を使う運命がある人 能力がある人。
本当に欲しい物を創造する!それには意図、プランニング、作戦が必要です。

橋本       意図、プランニング、作戦がない状態は分かるんですが、ある状態って?

栗原     あなたは  本当はこの世の中を自在にいぢくりまわしたいんじゃないですか。
それが意図です。その規模は広げてもいいし小っちゃくてもいい。

会社組織は陽が強いから、なおのこと陰をどれだけ扱えるかってことです。
会社組織は陽が強くて動きが不自由なんです。
男性は陽が強い魂の傾向があるから、今まで多くの「会社」は男性中心で来ました。
そこに女性が入り込んできてて、、でも残念なことに陽化して入り込んでいる。
matter.gif
陰で入らないといかん。陰で寸止めで中を変えるとホントに大きく動かせる。
あなたには 会社の中の陽を動かすことをマスターして欲しいな。
望む陰のプログラムを入れてあなたの望む陽につくり変える。

たとえば 夫婦関係は陰の影響を受けやすく変わりやすい。
旦那なんてちょちょいのちょいです。私はいつも怒られてますけど、、、それを寸止めで利用してます。
言い返すのではなく 寸止め 自分の中身チェック プログラム変更 
そして何分で旦那の機嫌が変わるかは非常によいトレーニングになります。

運命改善・にんげん取扱説明書 #2

自分に甘く、自分に優しく。そして自分と対話する
 
あつこ    ていうよりも全体的に脳みその外側使ってる感じで、
何にも出てこなくてひとりでクルクルクルクルーって回ってる感じがあってーー。

栗原       具体的な事例を言ってください。

あつこ    全般においてなんですけど……うーん……。

栗原       間違っていいから。

あつこ    聞き上手になれない。すぐしゃべっちゃう。
いっつも後になって〈あそこが寸止めなんだよな〉って。

栗原       何が起こってますか? それってある意味、攻撃なんですよ。

あつこ    攻撃じゃないやつでも、日常会話でもついつい発言しちゃって。

栗原       それ、攻撃なんです。ありのままの自分でいることに恐怖があるんです。

あつこ    それが……分かりました、怖いんだなぁって。

栗原       しゃべりたくなるとき、女ですか、男ですか?

あつこ    相手?

栗原       相手に決まっとるやないか!

あつこ    女です、年上の。

栗原       年上は何を表すの?

あつこ    自分より……。

栗原       優れているところが多い? 優れていないところが多い?

あつこ    優れているところが多い。

栗原       優れている女性が多いときに会話の流れを自分のほうに引き込みたくなる? それとも 会話のラリーに入りたくなる?

あつこ    入りたくなる。

栗原       入りたくなる人はどんな恐怖がありますか? 自分より年上で優れていて。

あつこ    どちらかというと同調っていうか……。

栗原       同調? 存在をアピールしてるってことですよね。
〈こっちを見て。わたしを見て〉ですよね。

あつこ    ほぉーっ。

栗原      何も話さなかったら その流れに埋没して 自分の存在が消えてしまうことに対する恐怖なんじゃないかな。
自信があったら 何も話さなくても 自分で自分の存在位置を確認できてる。
あきらかに〈自分に話を振って〉っていう顔をしてる。

あつこ    たぶんそこが一番できてないところ。

栗原       どこ?寸止めができてないってことですか?

あつこ    理解ができてないところ。
知識として分かっててもうまくこなせない。腑に落ちてないんです。

栗原       成功体験がないってことですか?

あつこ    ないです。まったくないと思います。

栗原       成功体験は本当はある のに、もっと成功体験て華々しいものと思ってない?

あつこ    あの寸止め感覚がまったくないんです。
失敗したとき気がつく。成功してることもあるんでしょうけど、成功とみなせてない。

マリコ    やってしまった後でもそれは失敗じゃないから。

栗原       やってしまった後でも寸止めなんですよ。
〈キツイこと言ってしまった〉という自分を見るための。

あつこ    あぁ、それでいいんだ。そういうことか!それでオッケーなんだ。

栗原       自分に対する認識をもう少し優しくして。

あつこ    私の望むキレイカッコイイにたどり着けずにちょっと厳し過ぎだったかもしれない。

栗原       当たって返ってくるか、直前の空気で返ってくるかの違いだけよ。
自分の中のエネルギーは 一度相手に行かないかん。勢い余って、相手に当たることもたまにはあるさ。
自己認識を甘くすることです。

甘くするポイントは映画の「マトリックス」の世界をイメージしてみて。あれは自分しかいないでしょ。
世の中、何十億の人がおるけども、全部着ぐるみ、
みんなエージェント・スミス、実在する人間はわたしのみ。

何かで相手を傷つけたり怒らせたりしても責任がなくていいということです。
もちろん法律は守らんといかんよ。
でもその意識を持つと非常に安心するんですよ。
わたしのゲームのためにキャラクターとして存在しているだけ。

それとテクニックとして、後頭部の少し上あたりで、自分を含めて見る。

あつこ    それなかなかできないんですよねぇ。

橋本       カリスマトレーダーの記事で読んだんですが、
自分の頭の中に、10人の自分がいるそうです。
10人の自分に対話させて、行くか行かないか多数決を取らせる。
10人は厳しいけど2、3人なら何とか。

栗原       うん、たくさん自分が おるおる。

あつこ    ・・・…。

栗原       まじめに考えなさんな。

あつこ    前から言われててなかなか難しくて。

栗原       どうやってするかというと、自分の皮膚感覚を探るんです。
いま皮膚感覚はどうですか? 足の裏は? 足首は?

あつこ    普通です。

栗原       普通という表現はない!いっつも普通と言うな!っていいようやろ!
    普通と言う言葉は 自分の可能性を ロックする。
    具体的に体を観察して 感じを言葉にしてよ!

あつこ    足首は冷えた感じ。

栗原       あるやんけ、コラァ!
それを「普通」と言うと映像がイメージできんやろ!映像が浮かばない言葉を使わない。

橋本       皮膚感覚を呼び覚ます簡単な方法があります。
お風呂に入って全身をくまなく触ってやるんです。

栗原      そうですね!皮膚は 自分以外と 自分の接地面なので大切なアンテナ。だからウチの商売、エステやってます。皮膚感覚 大切なんだよ!
それにペットを飼ったり、子供を触ったりすることでその感覚は研ぎ澄まされるんですよね。もちろん 大切な異性とのスキンシップもね。
だけど、自分で自分を触るのが一番です。だからボディクリーム塗れって言ってる。

あつこ    毎日しっかり塗ってます……。
ちゃんと自分と向き合ってするってことですよね。

栗原       どこがツルツルなってきたとか。

あつこ    ここなかなかガサガサがとれんなぁとかそれくらい。

栗原       ガサガサとれんところ、何か言ってるはずだけど聴いてる?

あつこ    聴いてない。

栗原       聴いてないやろ。〈もしもし〉って言えってことです。

あつこ    そういうことか。何かあるんやろうけど、何も教えてくれんなぁと思って。

栗原       教えてくれじゃなくて、聴けってこと。
「為さずして為す」には「変えようと思うな」です。
聴くことが目的じゃなくて、話しかけるんです。
〈冷たいの、キライよ~〉とか言うんよ。
会話して回線を作ることが目的なんです。
まず もしもし!体の声が聴こえなくても 答えてこなくても
もしもし!

あつこ    分かりました。

栗原       どんなふうに分かったんですか。

あつこ    「聴く」と「話しかける」を逆に捉えてました。イコールでした。腑に落ちた。

運命改善・にんげん取扱説明書 #1

「為さずして為す」「戦わずして勝つ」思考サイクル
 
栗原       前回から今回までの感想かひとことを。

マリコ    何でも調子良く過ごしてきました。

栗原       調子良くと感じるってことは調子悪いの比較基準があるってことですよね。

マリコ    サンプル集めをすぐすると、自分の気持ちが良くなるので……。

栗原       みんなに具体的にシェアしてもらえますか。

マリコ    自分が何に困っているのか必ずノートに書くようにしてます。
「旦那さんがなかなかかまってくれない」のがイヤで、
それで どういうときにイライラするのか書き出したんですよ。
そしたら夕食前にイライラしていていることに気づいて。
・・なぜか ご飯食べると落ち着いて(爆笑)。

自分で書き出して状況を認識して何が困るのか考えたら、
「自分がウキウキできないってことに困っていること」にたどり着いて、
そこまでたどり着いたらイライラするのは自分だし「そこ」を変えたらいいのかなって。

ただそこに「気づいただけ」なのに そしたら旦那さんが、
今までだったらご飯食べたらすぐ自分のことしてたのに、
その前に一緒にテレビを観てくれるようになったんですよ。
休みの日は家にいる人だったのに、どこか行こうかって言ってくれたり。

不思議なんです。わたしから何も言ってないのに。

「自分で整理すると何か変わるのが凄いことだな」って感じました。
うまく言えないんですけど、がんばる方法が違ってたなって。

がんばってするのは人に対して働きかけたりする行動だと思ってたんですよね。
そうじゃなくて、ホントにやりたいことを「自分の中でする」っていうか。

旦那さんに直接ギャアギャア言うことはホントにやりたいことじゃなかった。
行動したら変わるって思ってたけどそうじゃないことに気づきました。

栗原       わたしっていう存在があって、刺激という外部がある(下の図)。
今までは外からの刺激(①)を受けて不快と感じたら
これを変えようという行動(②)をしてたんですよ。
nasazu.gif
行動ベクトルが外だったんですけども、「衝動的に言いたくなってること」までは感じ(②)、
寸止めをして 言わずに 自分に戻すっていうこと(③)ですよね。

自分の望みを知るために体の反応を見た。
そうするとお腹がすくと体が衝動的に 何か話しかけてくるわけです。
よく観察すると 「お腹がすくという体のスイッチが入るとイライラする」という反応に 気づいた。

彼によって自分が被害を被ったんじゃなくて原因は自分の中にあった。
「それが分かる!」とそれだけで 望みが勝手にやってくる。

これ、人間関係のコミュニケーションの王道なんです。

このシンプルな小さな出来事でこれができると、たいそうな出来事に応用がきく。
この何でもない小さな段階でやってくれるとすごくいい。
相手を傷めず自分も傷まない。

マリコ   すでに けっこう痛めつけてきましたけど・・。
だいぶ痛めつけた結果、気づいて(笑)。

栗原       旦那さん、お気の毒さま。
だけど過去も未来も関係なく今だけなので、過去のことの報復とか受けないのです。
そして責任も取らなくていい。

毎回毎回その瞬間の世界があるだけで連続性はない。
自分の中を見て、自分の中の反応があっちこっち行ってるのを
〈ちょっと待て、落ち着いて考えよう〉とか〈困ってるか、わたし?〉とか、
自分の中に何人もの自分がいてそのチームをリードしていく自分ていう存在が出てくると、
望むものは同じなので〈旦那さんと遊びたいならここで怒っとったらいかん〉と
意思統一ができ始める。

そうすると望んだ現実がアウトプットされやすくなる。
物質化しやすくなる。
陽(既に起こってしまったこと)をみて陰(想いの状態)に戻り陽(望む現実)を作ることができる。
一回でもこれを経験しとくとその思考サイクルが体の中に入ってくることで
望む現実を創りやすくなる。

おや・・何? あっちゃん 迷子になった?

あつこ    それが なかなかできないなぁと思って。

栗原       どこが難しい?

運命改善・にんげん取扱説明書 #0

グランブルーの裏メニューだった「ヨーダ塾」も、オモテにでてきて幾年月。
今回「ヨーダ塾」でのグループセッションの様子を公開します。

セッションのメンバーは4名+わたくし栗原。
内容は脚色なしのすべてリアル博多弁丸出しの栗原もそのまま。
少し肌寒いよく晴れた3月の土曜日、
グランブルーに集まったのは次の4名でした。

・マリコ…子供のころの夢はスパイになることだった30代女性。
・あつこ…キレイカッコイイを目指す40代女性。
・橋本…サラーリマン社会を漂流する50代男性。
・めぐみ…ピンクで可愛いものが大好きな30代女性。

それでは、はじまりまじまり~。

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